2006年2月25日土曜日

ぼくの手帳術

ちょっと前に手帳ミックスの話を書いた。その後の活用も含めて実際の使い方をまとめて紹介しよう。

ダイアリー

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クオバディスのABP1。打合せのメモはこいつに書き込むことにしている。

1日1ページのダイアリーになっているので、その日のページに書き込んでいく。一杯になったら、前後のページの空いているところを探して書き込む。

後から見返す時はだいたいいつ頃に書いた内容かがわかれば十分なので、これくらいラフな管理でいいのだ。


最初は、空いているページがなくなったらどうしようと思っていたが、杞憂だった。土日のページはほとんど空いているし(休日出勤しても打合せはほとんどしない)、平日もメモの必要な打合せばかりではないからだ。配布資料があればそいつに書き込むことも多い。

そんな訳で、スペースには割と余裕があるものだから、後で紹介するメモパッドの役割も一部こいつが代用している。

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ところで、クオバディスのダイアリーは2日終わると右下隅をちぎるようになっている。ちぎったところに指をかければ、スピーディに今日のページが開けるというしかけだ。

ポストイット

ToDoリストに関しては、今も試行錯誤の最中だ。

一口にToDoと言ってもいろいろなレベルがあって、なかなか1種類の管理方法には集約できないところがある。今は、PDAおよびこれと連携するOutlookをメインに使いながら、会社のプロジェクト管理はイントラネットを使っている。


それとは別に、備忘録的なものも必要なところがあって(ToDoとは微妙に意味合いが異なりますね)、そこでポストイットが活躍している。

打合せしながら、思いついたことはポストイットに書き、開いているダイアリーのページに貼り付ける。

また、打合せしながらダイアリーのページをパラパラめくり、まだ処理してなかったポストイットがあったら、今日のページに貼り直しておく。

終わったら赤ペンで大きく丸をする。丸めて棄ててしまえばいいようなものだが、終わったかどうか自体を忘れてしまうことがあるので(笑)、印をつけてとっておくのだ。場合によっては、どう処理したかを赤ペンで書き加えておくこともある。


これはクオバディスのダイアリーを使うようになってからはじめた方法で、以前はポストイットはほとんど使っていなかった。

毎日ダイアリーのページを開くようになってくると、そこが言わば仕事の「ポータル」と化してくるので、備忘録を貼り付けておく格好の場となるのだ。


これはポストイットではないが、次の打合せで言っとかなきゃ、というような内容などは、その打合せがある日のページに直接書き込んでおくというテもある。

その日、打合せの時間に間違いなくそのページを開くことが分かっているから使える技だ。

時計

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「貼る時計」S.T.A.M.P.S。

新宿のロフトで見つけた。どこでも好きな場所にペタンと貼れる時計だ。貼り直しが効くので、気分や場面に応じて最適な場所で時間を確認することができる。


もう随分前から腕時計をしなくなった。もともと手首に何かつけるのが好きではないのと、PDAにも携帯にも時計がついているのに、もうひとつ時計を持つのが馬鹿馬鹿しくなったからだ。


とは言え、打合せしている部屋に時計がなかったり背後にあるようなとき、ズボンのポケットから携帯を取り出したり、わざわざ振り返って時計を確認するのが憚られるような時はやはりあって、そういう場合にさりげなくこいつで時間を見るのである。


ちなみに、この時計はデザインもいろいろあって、好きなのを選べるようになっている。また、腕時計にするためのリストバンドや首から下げておくための専用ストラップなども別売しているので、アイデアしだいで使い方がいろいろ考えられて楽しい。

リーガルパッドホルダー

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デルフォニクス社製のリーガルパッドホルダー(A5サイズ)。

ダイアリーと一緒に持ち歩いている。打合せのメモはダイアリーに書き込むとしても、ああでもない、こうでもないと試行錯誤して書き散らすには、やはりメモパッドが必要になるからだ。


中に入れてあるのは、前から使っていたレターパッドだ。本当はここにロディアのメモパッドを入れるつもりなのだが、まだいっぱい残っているので当分はこいつを使う。

書類ポケット

このリーガルパッドホルダーには、二つのポケットがついている。

大きい方は書類入れ。常に持ち歩いて、必要な時にさっと取り出して広げたい書類をA4サイズに出力し二つ折にして、片っ端から入れてある。


ほとんどの書類はプロジェクトごとにファイルしてあるのだが、当然のことながらすべてのフォルダを常時持ち歩く訳にはいかない。

とは言え、打合せをしているうちに別の話になったり、席に戻るところを別の人に捕まったりと、「あっ、あの資料を今持ってれば」と思うことはしょっちゅうある。

そんな時のために、このポケットにめぼしい書類を二つ折にして入れておけば、いつでもどこでも打合せができるのである。

このリーガルパッドホルダーを買ってから、この書類ポケットはもっとも活躍度が高い。

名刺ポケット

小さい方は名刺用ポケットとなっている。

名刺入れを持ち歩かないぼくにとって、このポケットもまた有用性は高い。これで定期入れの奥からヨレヨレになった名刺を引っ張り出さなくてすむ(笑)。


また、ご覧のようにポストイットもここに挟んである。ここから1枚ピリッと破いて、ダイアリーの適当なページに貼り付けるのである。

PDA

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最後に文房具ではないが、ソニーCLIE TH55。

スケジュール、アドレス帳、ToDoはこれで管理している。他に小遣い帳、目覚まし、電卓などもこいつを使っている。毎朝の新聞もパソコンから転送して、電車の中で読んでいる。

PDAに関しては、話し出すと長くなるので省略。詳細は、ちょっと古くなるが、電車書斎化計画を参照されたい。


以上がぼくの手帳まわりの現状だ。

常にダイアリーとリーガルパッドホルダーの2冊、それにCLIEを社内で持ち歩いていることになる。

いろいろ考えて揃えた結果なのだが、もしダイアリーのカバーに大小のポケットさえついていれば、リーガルパッドホルダーはなくてもすむかなという気はする。

今のところ、そういう製品は見当たらないので仕方ない(ほぼ日手帳のA5サイズ版が出てくれれば!)。来年の新製品に期待したいところだ。