2010年11月2日火曜日

使いやすいデイパックを求めて

仕事の技術からはすこしハズレるが、通勤グッズについて語ろう。


最近は通勤にデイパックを使っている。

以前はいわゆるビジネスバッグを使っていたのだが、疲れてくると帰り道などバッグを肩に引っ掛けて持っていることが多い。どうせ肩にかけるのなら最初からそういうバッグにしてしまえばいいんじゃないかと、ある日ふと気づいた。

そこで選んだのがデイパックだ。


最初に使い出したのはユニクロで買ったオレンジイエローのデイパックだった。

ポケットが多く、オーガナイザーパネルもついているなど、小物関係の収納もバッチリ。色も含めけっこう気に入っていた。

ただ、使っているうちに気になってきたのは、メインルームが大きすぎることだった。

デイパックというやつは、その性質上メインルームに何でも詰め込める構造になっているかわり、中の仕分けが割と難しい。

そこで購入したのがコレ。

インナーバッグと言えばカバンの中身が有名だが、ちょいと値段が高い。

こちらは、バッグから財布まで収納性に優れた製品を開発・販売していることで有名なノーマディックの製品で、値段も手頃だ。

という訳で、しばらくはこいつをデイパックのメインルームに入れて使っていた。


しかし、これもしばらく使っていると気になるところが出てくる。

どうも底の方がデッドスペースになるのだ。

使用頻度の高いものは浅いところに入れるので、深いところには必然的にあまり使わないものを収納することになる。そういうものは取り出すことも少ないので入れっぱなしに近い状態になり、やがては必要なのかどうかもわからないようなものが堆積してゴミ溜めのようになってしまうのだ。

大きなメインルームを仕切って使いやすくするためにインナーバッグを入れてみたのだが、そもそもの問題はメインルームが大きすぎる(深すぎる)ことであって、どう仕切ったところでその問題は解決できないのだった。

それに、考えてみればそもそもが通勤ユースなのでそんなにたくさんの荷物を運ぶわけでもない。最初からおおきな収納スペースは必要ないのだ。


となれば答えはただひとつ。デイパックそのものを小さめのものにすることだ。

そこでちょうど目に止まったのが、ニッセンの通販で売っていたランボルギーニのデイパックだ(すでに販売終了しているらしくネットでは見つからなかったので、写真で紹介できないのが残念)。

コンパクトな割にポケットがたくさんついていて、収納力にはまったく問題がない。デザイン的にも、黒いボディにファスナータブの赤が映えてなかなか申し分ない。

結局1年以上使っていたのだが、メインルームの底がゴミ溜めのようになってしまうのはやはり同じだった。メインルームだけではない。ポケットの中も下の方はどうしてもゴチャゴチャとしてきてしまう。

結局、サイズは小さくても、深さがあるとデッドスペースになってしまうことがわかった。


そこでいい解決策はないかといろいろ探してみるうち、こんなデイパックを見つけた。



やはり小さめのデイパックなのだが、カタチが正方形に近い。横幅に比べて縦幅が小さいので、入れたものが底の方で滞留しないのがミソだ。

ポケットは前面にファスナータイプのものがふたつあって、ひとつは小分け構造になっているので携帯やメガネケースなどを分けて入れられる。メインルームはコンパクトながらもA4サイズの書類がすんなり入る大きさ。前に使っていたランボルギーニのバッグは縦長のせいかA4サイズの書類を入れようとすると、隅が若干折れそうになっていたので、これはうれしい。メインルームにはファスナー付きの小物ポケットも付いている。

背面にもポケットがあって、貴重品などを入れられるようになっている(このおかげでこのデイパックは海外旅行にもおすすめ仕様となっていて、地球の歩き方ストアでも販売している)。さらには、両サイドにもポケットがあるが、片方は500ミリペットボトルが入る大きさになっていて、しかもメインルームからも出し入れできる(ぼくはココに折りたたみ傘を入れている)。

詳細はリンク先で写真付きで紹介しているのでそちらを見てほしい。


ちなみにこいつを最初に見つけたのは、ココなのだが、他にもいろいろとオシャレなデイパックが揃っている。それだけではない、各種バッグや財布なども揃ったセレクトショップなので、一度覗いてみてほしい。


さて、今のところデザインも含めこのデイパックで非常に満足しているのだが、ひとつ考えているのはメインルームに仕切りを入れるかどうか(先に紹介したノーマディックのインナーバッグは大きすぎて入らない)。

実はネットでこんな製品を見つけたのだ。

ボードにゴムのベルトを格子状に張り詰めただけの製品なのだが、これを使うとデジタルガジェットをカバンの中できっちり固定することができる。なかなか先進的なアイデア商品なのだ。

問題は、デジタルガジェットをそんなに持ち歩きはしないということなのだが・・・。